『フィトゥ』 キュヴェ・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2006年 シャトー・ド・ヌーヴェル
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フィトゥはラングドック地方で最も早く1948年にA.O.C.を取得した銘醸地です。面白いことに生産地域は二つに別れています。地中海沿いのルカト湖周辺の緩やかな斜面にある「フィトゥ・マリティム」と、内陸のコルビエール山麓南東の平原標高200〜300mに広がる「オー・フィトゥ」です。ともにメインの品種はカリニャンでグルナッシュ、ムールヴェドルやシラーが加わります。海側の「フィトゥ・マリティム」では海に近い場所で良く育つムールヴェドルのまろやかな特徴が加味され、山側の「オー・フィトゥ」ではシラーのしっかりした特徴が加わります。このシャトー・ド・ヌーヴェルは山側にあり、骨太で野生的なスタイル。36ヶ月も木樽熟成されています。味わいは濃厚で、舌の上にズッシリとタンニンが乗ってきます(笑)。密な質感があり、しかもハーブの香り、獣の香りが加わり複雑。甘酸っぱく明瞭で豊かなスモモやアセロラ、桑の実などの複雑な果実味。トップの生産者と評価される訳です。
実は私は個人的にはカリニャンがあまり好きではありません。補助品種として南フランスではよく使われますが、どうしてもチープなイメージがあります。ただこのフィトゥだけは別です。バンドールやイタリアのタウラージに肩を並べると私は勝手に思ってます(笑)。 このシャトー・ド・ヌーヴェルのフィトゥはマスキューの隠れ定番でしたが、皆さんに紹介していないことに気づき、遅ればせながらアップしました。経験値上がること間違い無しのワインです(笑)。 ・2670円 / 税込 |
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