シャトー・カプベルン・ガスクトン 2007年
|
|
 |
このシャトーはカロン・セギュールのマダム・ガスクトンさんが所有しています。
場所はカロン・セギュールよりジロンド川に近い石灰岩質をベースにした地域にあります。 このためセパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン６０％、メルロ３０％、カベルネ・フラン１０％となっており比較的カベルネの比率が高いのが特徴です。 味わいはやはりサンテフテフらしくプラムの香りが支配的で、ハーブなどの香草の香りが加わり、複雑さを演出しています。カベルネは香りというより、姿勢の美しさに貢献しています。 また、かなり低収量でつくられていますから、果実味が明瞭でしっかりしたバランスがあります。新樽比率が４０％で１８ヶ月熟成しますから、ブルジョワ級としてはトップクラスの品質です。果実味がしっかりしていないと１８ヶ月もの木樽熟成には耐えられません。つくりの規格はグラン・ヴァンです(笑)。艶やかさがあります。 コストパフォーマンスに優れた珍しいボルドーワインです(笑)。 重厚なワインではありませんが、緻密な密度感があり、ふくよかでエレガントなワインなのです。 ・1980円 / 税込
|
