コート・デュ・ルーション ヴィエィユ・ヴィーニュ ロゼ 2009年 シャトー・サン-ロック
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このロゼワインはシラー80％とグルナッシュ・ノアール20％で造られます。セニエやアッサンブラージュによらない、直接圧搾法で造られます。果皮を漬け込まずすぐに低温でアルコール発酵します。昔、流行ったカリフォルニアのブラッシュワインの造り方です。アルコール発酵が起きるぎりぎりの温度１６度で発酵します。シラーのポテンシャルが高く、完璧なタイミングで収穫出来るからのようです。
ワインはロゼというよりピンク！淡いバラ色はとても美しい。香りは抜けが良く、ベリー・チェリーの花園。 味わいはガッチリ（笑）、色からは想像できません。あまり経験したことがないスタイルです。 目をつぶると、舌ざわりは白ワイン、香りは赤ワインのようです（笑）。 うーん。 甘く感じるのは糖分ではなくグリセリンと酸なのです。ですから、甘い香りは奥行きと広がりがあり、後口のキレの良さにつながります。残糖分の甘さでごまかすチャラいワインではありません。 意欲的なロゼワインです。豚肉料理や脂っこい中華料理に合います。すごくフルーティなのですが、緩くありません（笑）。 このワインを飲むとシラーって果実味が美しいと実感出来ます。シラーの美点を表現する新たなチャレンジです（笑）。 ・1680円 / 税込 |
