アバイ ガルナッチャ 2006年
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1940年にラ・マンチャのノブレスに設立された家族経営のボデガです。ラ・マンチャD.O.委員会が「ラ・マンチャでもっとも素晴らしいワインスペシャリスト」と認定されたビエンペニード・ムニョス・ポリョが栽培、醸造責任者となっています。
まずこのワインパワーが凄いのです。アルコール分だけでも14パーセントあり、口に含んだ瞬間鮮烈な甘さに驚かされます。ダイレクトな果実味はとてもこの価格帯では有り得ません。甘みも残糖分ではありませんから、ベタつかず後口がとても綺麗なのです。ボリュームに伴った酸があるからバランスを保てます。またバリックの古樽で4ヶ月ほど熟成していますからワインに程よい複雑味があります。シンプルという一言で片付けられないレベルのワインです。 このワインを飲んで思ったのですが。ガルナッチャはフランスのグルナッシュと同じ品種なのですが、フランス ローヌのグルナッシュは甘みが「柿や夕日」のようで日本人が知る甘さに近いのです。でもラ・マンチャのガルナッチャの甘みは「陽光真っ盛り」の甘さなのです。ストレートで衒いがなくグレナデンシロップのようです。 うーん。 同じ品種でも味わいは違いますね。奥深いです。いずれにせよこの価格帯では有り得ないスーパーコストパフォーマンスのワインです。 見つかって良かったです(笑)。 |
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