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「オーメドックかな？」「サンテミリオンのコートの方かな？」

アントゥル・ドゥ・メールのサブアペラシオンくらいにしか頭に入ってなかったグラーブ・ド・ヴェイルですが、見直しました。

バランスのとれた構造とそれを支えるタンニンの靜溢さが美しいです。カベルネフランがとてもうまく作用しています。香りのアクセントになっています。

酸は隠れており、すぐには手の内を見せません。抜栓後５時間ほど経つと白い花、赤い花の香りが森の中に咲いている風情が…

エレガントなボルドーワイン！
まだ更なる熟成の可能性がある楽しみなワインです。