コート・ド・トング 2005年 ドメーヌ・ド・フォンデュース
|
|
|
|
マスキューの定番白ワイン、ソーヴィニヨン・ド・フォンデュースの造り手ドメーヌ・ド・フォンデュースがリリースした限定品です。あの『キュヴェ・ジュリエット2000年』に引き続きの隠し玉の登場です。
ラングドックの名門だけあって懐が深いですね。ストックがありそれを十分熟成してからリリースする余裕。早飲みワイン産地のラングドックにあっては、別格の生産者です。 このワイン、セパージュはシラー50％、グルナッシュ20％、カリニャン12.5％、カベルネ・ソーヴィニヨン12.5％となっています（全部足すと95％にしかなりませんが…）。 木樽は使わずにマロラクティック発酵後卵白で清澄し瓶詰めします。その後セラーでつい最近まで保存していたものです。 熟成した果実のアロマとブーケをダイレクトに楽しめる優れたワインです。木樽を使ってないのにエスプレッソの香りがします。熟成によるブーケです。抜栓直後は還元臭がちょっとしますが、時間が経つに従って様々な香りが立ち上ります。とても優美なのです。熟成することの意味が解ります。 『キュヴェ・ジュリエット2000年』同様真円のような有様は、ある意味完璧。オーナーのマニャン氏の志の高さが伝わります。マニャン氏は本業が中古タイヤの商社の社長です。やはり趣味が昂じてのワイン造りでなければ出来ないでしょうね。多少のやっかみもありますが（笑）、価格が極めて良心的ですから許します（笑）。 また隠し玉を出してください！ ・1335円（税込）
|
