アルゼンチン メンドーサ ルハン・デ・クージョ 赤 750ml
ヴィーニャ・ドニャ・パウラの上級銘柄エステート・シリーズのカベルネ・ソーヴィニヨンです。ブランド名は『ドニャ・パウラ』ですか。この会社はよくブランド名を変えるから困ります(笑)。フレンチオークやアメリカンオークで木樽熟成させアッサンブラージュしたものです。
私はこのカベルネはボルドー左岸の限られた聖地で造られるカベルネに、最も近いものだと思います。明瞭でリキュールのように深みと力強さがあるカシスのような味わいがします。カリフォルニアなどのニューワールドで高く評価されているカベルネを、凌ぐワインだと考えています。たしかにニューワールドのカベルネは力強さは傑出していますが、カベルネらしい果実味がなく、自身の濃さに押し潰され不明瞭な「真っ黒」なワインとなりがちです。訳のわからないジャムを飲んでいるような感じを受けてしまいます。さもなければ、超過剰な樽香に途方にくれてしまいます。(オーパス・ワンやハーラン・エステートを飲んでカベルネ好きを自称してはイケません。)
またワインライターやソムリエがカベルネ・ソーヴィニヨンの特徴は「杉の香り、ミントの香り、」などと訳知り顔に言いますが、「黒すぐり=カシス」なのです!(杉やミントの香りは副次的であり、もてはやすものではありません。瑣末なのです。
このワインはカベルネ・ソーヴィニヨンたる王道の味わいがある、数少ないワインなのです。
あー!言っちゃった(笑)。
新しいヴィンテージも変わらずに美味しくてホッとしました。
※写真はイメージ