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PLAYRBLND
ラ・プラヤ コースタル レッド・ブレンド レゼルバ 2022年
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チリ
チリ イタタ・ヴァレー 赤 750ml
コルチャガを中心に南北900kmに渡りワイン生産を行うラ・プラヤ。日本だと東京から九州(笑)?ちょっとその規模は日本人には理解できませんね(笑)。主要スタッフはセスナを利用して移動するようです。もちろん滑走路も自前(笑)。
これはラ・プラヤの作る一番南側のD.O.イタタ・ヴァレーのもの。そして自社栽培ではなく、契約栽培農家の葡萄を使って作られたものです。イタタ・ヴァレーは歴史が古く、最初にスペイン人が入植して葡萄を植えた土地。当時は灌漑はありませんでしたから、一番の葡萄栽培適地ということです。何もしないでも葡萄が育つ数少ない産地なのです。ですから遠目に畑を見ると藪(笑)。もっこり盛り上がっているのが葡萄樹(笑)。畑のオーナーである耕作者が藪をめくるように、これがリースリング、これがシャスラ。実際に葡萄が違う(笑)。一株一株違う品種が入り交じった状態で栽培されるいわゆる混植。恐ろしくプリミティブな状態なのです(笑)。冬季と夏前に馬耕することで下草を除きます。そして後は自然に任す(笑)?
畑は斜面の二次堆積土壌で作業効率は悪く、チリによくある大平原のプランテーション的なものの真逆。よくもまあ、こんな畑が残っていたとある意味感激しました(笑)。
これはパイス50%、サンソー50%のセパージュ。このパイスはチリでもっとも一般的と言われる葡萄。ポートなどでも使われていますから、スペイン人により移植された古い品種のようです。研究ではカリフォルニアのミッションと同一で、スペインやサルデーニャのモニカと同じ品種の可能性があるとか。
このレッド・ブレンドは品種を分けて醸造されます(笑)。特にパイスは全房発酵させます。フランスのフォジェールみたいですね(笑)。
白同様に3日間低温で浸漬した後パイスはそのままアンフォラで60日間のマセラシオン。そしてプレス果汁はほとんど使わず上澄みだけで、さらにアンフォラで熟成します。サンソーはステンレス・タンクで8ヶ月熟成。そして両者をブレンドしてしばらく静置して瓶詰め。
発酵温度を低くして全房でゆっくり醸しますから無理にタンニンを抽出しません。この辺いわゆるチリ・ワインらしくないですね(笑)。ブルゴーニュ的かな。
上質な酸はエレガントでとてもしっかりしたもの。赤い果実のディテールがはっきりしながら複雑。壮麗とは言いませんが(笑)、白同様に立体的で深みがある。もちろんクリーンな旨味があるので、味わいに引き込まれてしまいます(笑)。
果実味はパイス由来のチェリーやストロベリーの香りに、サンソー由来のスモモや小粒のベリーですね。それにスパイシーさや湿った緑のニュアンス。
誰が飲んでもフランス・ワインと思うでしょうね(笑)。