ワインの桝久 - 横浜の酒屋/商品詳細ページ

アメリカ オレゴン ウィラメット・ヴァレー赤 ドメーヌ・セリーヌ750ml

ダンディ・ヒルズとエオラ・ヒルズのA.V.A.のピノ・ノワールでつくられています。契約栽培農家から何割かブドウを買い入れてつくられます。

2011年のヤムヒル・キュヴェはアルコール分が13%とここ数年では一8番エレガント(笑)。アメリカ人はアルコール分が13.5%位を好むそうですが、日本人にはもう少し低い方が口に合います。この点ちょうど良い(笑)。

全体のボリューム感、ふくよかさと滑らかさは相変わらず。
2011年は、夏場の日照が不足したため糖分があまり上がらなかったようです。ただ秋の天候は素晴らしく、理想的なハンギングタイムが得られたようです。ちょうど2008年に似た作柄のようでした。

味わいは、エレガントでソフト。強引さがなくてなかなか良いのです。ファーストアタックの柔らかさはなかなか宜しいかと。アルコール分が若干低い分、過剰なアルコール感がなく、溶け込みが良く実にエレガント。オレゴンワインの方向性を示すかのようです(笑)。リッチではあるが、傲慢さがありません(笑)。

ベビー級になりがちなアメリカのワインにあって、アメリカらしいエレガンスがあると言うべき出来上がりなのです。
すぐ飲めて、凄く美味しいワインなのです。ヤムヒル・キュヴェらしい泥臭さ、なめし革、スパイシーさがあります。もちろんすぐ飲める出来上がった状態です。

お勧めの2011年です(笑)。

素晴らしく長い余韻があり、緻密でエレガントなスタイルです。ブルゴーニュで例えれば1級の良いクラスレベルです。抜栓直後やや青草さがありますが、時間の経過とともに消えて行き、ピノ・ノアールの香りが吹き出て来ます。

まさにエレガント。

※写真はイメージ