フランス ローヌ 赤 750ml
このワイン、グルナッシュ75%、シラー25%のジゴンダスらしい古典的割合。でも味わいは極上のピノ・ノアールのような滑らかさと香りの広がりがあります。液体にみっちり詰まったベリーやチェリーなどの果実味はあくまで明瞭でクリア。しかも抜栓してすぐに全開。
うーん。
こんなジゴンダスがあるとは!
2012年は困難な作柄。
とは言えアルコール分は14.5%に達していますから、並々ならぬ尽力が想像できます。
ヴィンテージに左右されない大物っぷりを目の当たりにすると、ローヌのトップランナーであることは間違いありませんね。
畑は二カ所で4ヘクタールほど。ジゴンダス村の南からヴァケラスに向かう標高250mの南東向きの斜面の畑には樹齢60年と35年の葡萄が植えられ、ジゴンダスからサブレに向かう標高100mの平地の畑には樹齢15年の葡萄が植わっています。
醸造は70%を除梗後10℃の低温で48時間プレ・マセラシオンします。そしてコンクリート・タンクで30日間の醗酵。熟成は70%はコンクリート・タンク、30%は1〜5年の古樽で熟成後無濾過で軽く清澄して2011年11月にボトリングされます。
無理な抽出を避けながら雑味を極力排除するように配慮しているようです。長い低温のプレ・マセラシオンはあたかもブルゴーニュのアンリ・ジャイエを彷彿さします(笑)。
もちろん有機栽培や収穫の低収穫量。醸造時のSO2の不使用など自然に近いクラシックな手法を使いながら、モダンなワインを造り上げる手腕には脱帽です。
あと気が付いたのですが、ジゴンダスは基本的にはローヌのアペラシオンなのですが、独特のほの暗さがないのです。プラムや柿のニュアンスより赤いベリー系の味わいです。やはりプロヴァンスに近いせいでしょうか?この点特徴的です。
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