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DONNA21

ドンナルーチェ 2023年 ポッジョ・レ・ヴォルピ 

販売価格(税込):
3,300
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イタリア白
イタリア 白 ラッツィオ I.G.T.750ml 


マスキューが愛するイタリア・ラツィオのポッジョ・・レ・ヴォルピが作るドンナルーチェ2022年のティスティングの始まり、始まり(笑)!
1月10日(初日)
私「今日Kさんが来られるから、仕事初めのティスティングしていただきましょうか(笑)!」
家内「あんまりサンプルないんだよね。何がイイかな?」
私「ドンナルーチェ2022年!」
家内「年明けに入荷したドンナルーチェは2022年に変わっていたからちょうど良いね(笑)。」

私「(抜栓しながら)相変わらず瓶は立派(笑)。重い(笑)。マグナム・ボトルの重さ(笑)。」
Kさん「おっ!注ぐのも困難なくらい重いですな(笑)。」
家内「あれ?いつもと香りがちょっと違う?ヴェルモットっぽい。」
私「エスエル香に乗って…、オレンジっぽさも強い。普段はすぐにオレンジっぽさは出ないんだけど?」
家内「香りにいつもの圧倒的な密度感がない。逆にあれ辛いんだよね(笑)。」
私「樽のニュアンスも感じない。と言うことは強さはあるのかな。」
Kさん「ハーブ…、イタリアン・ハーブ。たしかにいつもと違うよね。」
家内「オレンジ入りのティルクルみたい(笑)。」
Kさん「ティルクル?何ですか?」
家内「ヤクルトみたいな乳酸飲料です。あまり甘くないんです。」
私「へぇー、そうなんだ。」
家内「毎日飲んでるでしょ!」
私「ごめんごめん。ボケてるもので…。年始の大ボケと言うことでお許しを(笑)。」
Kさん「飲むと爽やか。いつもと違う(笑)。とてもフレンドリーで飲みやすい。天上天下唯我独尊のドンナルーチェではない!」
Kさん「あの圧倒的なリンゴ酸が影を潜めている。」
家内「フラスカーティ寄りのスタイルだよね。エポスに似てるかな。」
Kさん「和食でも行けそう(笑)。」
私「ハニーさもいつもと比べると大人しい
。アルコール分はいつも通りの13%だから天候の性かな?」
Kさん「目標の糖度に達しても酸が追いつかない?」
Kさん・私・家内「何でだろう?いつもと違う。」
家内「セパージュが変わったのかな?作り方を変えたのか?」
Kさん「気候にイレギュラーが生じたのか?」
私「何かの事情で違う畑の葡萄を入れたのかな?」

思わぬ展開のドンナルーチェ2022年ティスティングとなりました(笑)。さらにさらに続きます(笑)。

1月11日(翌日)
ちょっと液体が濃くなったよう。基本香りは変わらないですね。ハニーさも増したかな。ドンナルーチェらしいピールのような苦味が出ている。
家内「ちょっと苦く感じるんだよね。」
私「樽の影響かな?酸にしては苦味が強すぎる。遅摘みしたときのアーモンドにしてもちょっと強いかな?」
私「このヴィンテージのドンナルーチェ、マロラクティック発酵してる?」
家内「昨日とても乳酸のニュアンス強かったし、リンゴ酸がいつもより少ないよね。」
私「うんうん。マロラクティック・コントロールを控えたのかな?」
家内「あと、カタログでは木樽も使ってないみたいだね。でも飲んだ印象だと樽使ってるよね(笑)。そう感じるのは液体の薄さだと思うよ。」


1月12日(3日目)
私「香りはしっかりオレンジ。リンゴっぽさはない。やはりマロラクティック発酵はしてるね?調べるとどうも木樽は使ってないようだね。」
家内「そうすると苦味は酸?いや、絶対樽だよ。」
私「アルコール分との折り合いが悪いんだよね。」
家内「やはりフラスカーティ寄りの作りなのかな?」
私「木樽熟成とマロラクティック・コントロールをしないと添加するSO2の量を減らせる。最近は特にSO2の添加量を低くするトレンドだから、その方向へ舵を切ったのかな?」

1月13日(4日目)
とても透明感のある上品なオレンジ。やはりマルヴァジアの香りはオレンジなんだと実感。とはいえいつものドンナルーチェの圧倒的な味わいとはちょっと違いますね(笑)。作りが変わったのだと妙に納得。
一応インポーターさんには問い合わせているから、休み明けの月曜日には解るかな?

1月14日(5日目)
う~ん。
なんか落ち着いた感。
いつものギラギラ感は無いのかな(笑)?
そうだ!明日インポーターさんに分析表も見せて貰おう。見せてくれるかなぁ(笑)?

1月15日(6日目)
さらに落ち着いた感。もう伸びないのかな?

1月16日(7日目)
う~ん。味わいの広がりが少し足りないかな。いつもの尽きないパワーのドンナルーチェとは趣が違います。あっさり飲めるような感じ?ドンナルーチェ・マニアからすると物足りない。やはり作り方、アプローチが違う別ジャンルなのかな。

1月17日(8日目)
インポーターさんから分析表が届きました!どれどれSO2の量は…。う~ん。いつも通りですね。そうすると作りは変わっていないのかな?」
インポーターさん「マスキューさん、分析表届きましたか?」
私「ありがとうございました。見てみるといつも通りでした。でも味わいの印象はいつもと明らかに違う?」
インポーターさん「まだ輸入してから日にちが浅いのです。それが原因でワインがまだ落ちついていないのかもしれません。」
私「飲んでみた(笑)?」
インポーターさん「我々もまだ飲んでません。マスキューさんに言われバック・ヴィンテージを取り寄せて2022年と比較ティスティングすることになりました。」
私「リンゴ酸がいつもより少ないのと、ドンナルーチェのベースの香りオレンジが現れるのがいつもより早く感じます。何が原因なのですかね?天候?収穫が遅くなったためかな?そのためいつも以上に減酸したのかな?それとも収穫期に雨降ったのかな?」
インポーターさん「夏場が暑すぎたようです。そのため収穫量も減ったとか。ポッジョ・レ・ボルピはあまり詳しいことは教えてくれないんです(笑)。」

1月19日(10日目)
私「まだワインとしても飲めるから悪いワインではないのだけど、平板になっている。いつものドンナルーチェとは違うね。」
家内「酸が足りない。」
私「ドンナルーチェは葡萄の糖度がアルコール13%に達した時に収穫するんだけど、その時点で酸が足りていなかった。2022年はかなり暑かったようで葡萄の生育がスタックしたから、完熟時に酸が追いつかなかったのかな。だからいつもと違う折り合い 違う味わいになったような気がする。」
私「実はコルクにDIAM5を使っているんだよね。本来のドンナルーチェならば5年程度で収まるワインではないんだよね。」
家内「うんうん。ということはポッジョ・レ・ボルピも承知なんだね。」
私「多分ね。」
家内「まあ、基本ワインって農産物だから天候に左右される。このヴィンテージだけを飲んで先々を判断出来ないけど…。」
私「このドンナルーチェ2022年の我々のティスティング結果を公表するのはちょっと勇気がいるよね。でも、ドンナルーチェを売るならばお知らせするのはマスキューの使命。これも愛するドンナルーチェの為!」
家内「ドンナルーチェの販売を続けるためにも必要だよね。」

1月20日(11日目)
今日はティスティングにKさんが来てくださいました(笑)。
Kさん「実はセラーに保存してあったドンナルーチェ2015年を持ってきました。先週の土曜日1月10日に開けてからちびちび
飲んでます(笑)。2022年と比べてどうかな?」
私「さすが!2022年を開けた日にもう比較していたとは!それにしてもよく持っておられました!」
Kさん「1月10日にマスキューさんで2022年をティスティングして実際にかつてのドンナルーチェとどう違うか気になったものでね(笑)。毎年バック・ヴィンテージを飲んでいるもので(笑)。」
私・家内「えー!まだ他にもあるんですかぁ!」
Kさん「2015年どうですか?」
私「う~ん。ドンナルーチェです。美味しい!ふくよかでしっとり揺らがない。天上天下唯我独尊!」
家内「砂糖漬けの甘夏とオレンジ…。まだまだ行けますよ(笑)!」
私「マルヴァジアの魔術師!」
Kさん「2022年も確かにドンナルーチェのスタイルにはなってます。輸入したてだからワインがまだ暴れていたのかな?でも深みが違うかな?」
家内「2022年も苦味がなくなり良くはなっているけれど、2015年と比べると小ぶりですね。」
私「2022年は開けたてのイメージから大部ドンナルーチェらしくはなってます。でも伸び代の点で2015年の方が上回っている。2015年はまだまだ先を予感します
。スパンの違いを感じます。」
家内「2015年のコルク、とても良いものを使ってますね(笑)。」
私「ぜんぜんへたれていない!」
Kさん「かつてのドンナルーチェのスパンと私のスパンがシンクロすれば良いのですが(大爆笑)。」

※ドンナルーチェ・マニアの方はマスキューのブログで『ドンナルーチェ2015年』を検索してみてください。思い出します(笑)。
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言わまい…、言わまい…、昔はこの価格でコスが買えたなんて(笑)。
川崎(川崎と溝の口駅そば)、横浜(鶴見、関内、たまプラーザ)でオーセンティック・バーを展開する時代屋・オールドオークではバーテンダーやキッチン・スタッフを募集しています。
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