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モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 『コリーネ・テラマーネ・ヴィッツァッロ』 2017年

販売価格(税込):
3,111
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イタリア赤・ロゼ
バローネ・コルナッキア イタリア アプルッツォ 赤 モンテプルチアーノ・コリーネ・テラマーネ D.O.C.G. 750ml

いわゆるモンテプルチアーノ・ダブルッツォはアブルッツォ州全体のD.O.C.1968年に指定されています。平地が1%しかないアブルッツォ州はアドリア海からすぐに丘陵地帯となり、さらに30~50km内陸に入ると山岳地帯となり農業には適しません。葡萄栽培はアドリア海沿岸の丘陵地帯に集中します。温暖な地中海性気候により日射量に恵まれ、かつ山からの冷涼な風により酸のある葡萄が成育します。そのなかで州の北テラモ県に最良の産地モンテプルチアーノ・ダブルッツォ・コリーネ・テラマーネD.O.C.G.がございます。2003年に指定されています。
これはバローネ・コルナッキアの最上級キュヴェ『コリーネ・テラマーネ・ヴィッツァッロ』最後に書かれたヴィッツァッロは創設者バローネ・フィリップ・マリア・ヴィッツァッロ・コルナッキアに
敬意を払ったもの。最上級キュヴェらしいネーミング(笑)。
畑は標高240mの石灰岩土壌。もちろん日照、風通しに恵まれた最良の5ヘクタール
。収穫はコルナッキアの中でも一番遅い10月下旬。収穫後畑で撰果し、すぐにワイナリーに運び除梗・破砕し、最新のロータリー・ファーメンターで28度で15~20日の醸し。このロータリー・ファーメンターは自動的にゆっくりピジャージュを行うもののようです。タンク内のスクリュー状のものが回転することで果帽を撹拌するようです。さらに発酵後果皮に浸けたまま密封状態でさらに1ヶ月静置。
完璧な抽出を目指してますね。テイスティングした際感じた雑味のない尋常ならざる膨大なエキス分の素がこの過程ですね(笑)。
そしてワインはフレンチ・バリックの新樽で24ヶ月熟成後、3000Lのスラヴォニアン・オークの大樽で12ヶ月熟成させて瓶詰め。6ヶ月静置熟成させてリリース。リリースまで3年半。D.O.C.G.の規定では3年以上熟成したものはリゼルバ表示が可能ですが、このワインは特に表記していません。昔からのやり方ですから何も特別なことはない!という男爵家の矜持ですね(笑)。
味わいはこのワイナリーの下のキュヴェと比べると、甘くない(笑)。モンテプルチアーノの特徴でもある甘さが突出しません。エミディオ・ペペのような圧倒的な甘さを予想していましたから逆にびっくり(笑)。ただ圧倒的な大きさは荘厳でもあり、クラシックなブルネッロ・モンタルチーノのような厳格な佇まい。飲みにくくはないのですが、計り知れない大きな生命力と厳格さにたじろいでしまいます。一度完璧に熟成したキュヴェを飲んでみたくなりました。きっと何も食べずに祈るように飲むような気がします。



インポーターさん資料より(一部岡本補追)

400年の歴史を持つ。
1577年、コルナッキア家がナポリ王国により、バローネ(男爵)の爵位を与えられ、ブルボン王朝との国境を接するこの土地を管理、監視する役目を担っていた。そのような経緯から、先祖代々、広大な土地を所有し、その中から葡萄栽培に適した選りすぐりの土地を畑とし、質の高いワインを造ってきた。
コルナッキア家は代々、チヴィテッラの要塞に居住していたが、長い戦争の後、1861年にイタリアが統一されると、コルナッキア家は要塞を手放さなくてはならなかった。それにより、狩猟地だったトラーノ ヌオーヴォに移り住むことを余儀なくされた。この場所が現在のワイナリーがある場所。
20世紀初頭、イタリア全土を襲ったフィロキセラによる畑の壊滅後、フィリッポ ヴィッツァーロ コルナッキアがアメリカの台木にクローンを接ぎ木し、畑の植え替えを行った。
20世紀の初頭、モンテプルチャーノ ダブルッツォの生産を開始。
1933年、品評会で最初の公的な賞を受賞。カテリーナとフィリッポの祖父の時代には、既に見本市にワインを出展していた。祖父は当時からモンテプルチャーノの高品質なワインを造っていた。
1960年代、モンテプルチャーノ ダブルッツォをアブルッツォでいち早く瓶詰めを行った。
1969年、バローネ コルナッキアの畑から、現在も広く使われているR7というモンテプルチャーノのクローンが採取された。
1980年代、カテリーナとフィリッポの父、ピエロ コルナッキアがヨーロッパ、アメリカへワインの輸出を始める。
1990年代、日本へ輸出をスタート。ピエロの時代に、ポッジョ ヴァラーノ、レ コステが誕生。
2012年、ゴフレード アゴスティーニがコンサルタント・エノロゴとしてワイン造りに参加。
2016年、カテリーナとフィリッポが正式なオーナーとなる。
オーナー カテリーナ コルナッキア : 姉。1976年生まれ。主に販売や事務管理。
フィリッポ コルナッキア : 弟。1977年生まれ。ワイナリーのセラーの仕事を中心。

ピエロ コルナッキア : 父
父は今でも現役で主に畑仕事をしている。母は経理や事務。法律や瓶詰めや様々なイタリアの厳しい規定(ビオなども含み)に対しても母が対応しています。

ゴッフレード アゴスティーニ : 2012年から、コンサルタント。ヴェレノージやトスカーナ、アメリカの生産者も兼任。意見交換して一緒にワイン造りすることで、コルナッキアのスタイルを残しつつ、品質がさらに向上。
葡萄園 60~62ha  アブルッツオ州北部に位置する古くから葡萄栽培に適した丘陵地。80%が南向きの斜面で、石の多い石灰岩土壌。
アドリア海が穏やかな気候をもたらし、高い山(グラン サッソ)が悪天候を遮る。
全てのエリアがコッリーネ テラマーネのエリアだが、D.O.C.G.の申請は最良の5haのみ。
栽培 有機栽培  イタリアを代表するICEAの認証、EUの有機ロゴ「ユーロリーフ」表示。害虫除けには主にフェロモン。肥料は鶏の糞。
グリーンハーベストを毎年7、8月に行い、1本に5房付けるようにする。
収穫  手摘み。酸が落ち、糖が高まり、タンニンが強くなる。この3つの要素で、一番良いタイミングが大切。

コルナッキア家が所有する畑は全てモンテプルチャーノ ダブルッツォ コッリーネ テラマーネD.O.C.G.に指定された区域に入っています。アブルッツオ州全体からD.O.C.G.に認定されたエリアは、北部の丘陵地のみ。このことからもコルナッキア家の所有する畑がとても良いことが分かります。また、コルナッキア家がD.O.C.G.に申請するのは、所有する60~62haの内、最良の5haのみです。
「世代交代による改革で、伝統的なアイデンティティを残しつつ、高いエレガンスを追求」  ピエロ コルナッキアから、カテリーナとフィリッポへと世代交代をして、ワイン造りにさまざまな改革が行われました。主な変更点は、①赤ワインは、温度管理して、マセラシオンの期間を長くした。またデレスタージュにより、タンニンがエレガントで滑らかになった。②ロータリーファーメンターを導入した。内部にプロペラが付いており、マストをゆっくり回し、常に果帽をワインと接触させる。白はスキンコンタクトに使用。③コンサルタントのアゴスティーニのアドバイスで、全ての工程で厳しい手順を決める。タンクや樽からの分析をより多く行い、それぞれに合ったブレンドする。④新しい密閉式のプレス機、フィルターシステムやボトリングラインを導入。
また、インポーターの『いなば』さんの要望に応えて出荷を遅らせ瓶熟成期間を長くしてくださるそうです。
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