イタリア ロンバルディア ルガーナD.O.C.白 750ml
マスキュー初登場のイタリア ロンバルディアの白ワインです。
味わいはまさにネクター。桃や柑橘類の果肉だけ搾ったかのようです。余分な雑味がなく、ふくよかなこと、この上ありません(笑)。翌日になるとはっきりしたミネラルを感じますが、冷やして飲むと、驚くほどのピュアネスなのです。
うーん。
こんなワインがあったとは!
目を開かされるワインです(笑)。
このワイン品種はトレビアーノ ルガーナと言い、世にいうトレビアーノです。???トレビアーノって、こんなに果実味豊かだっけ?
そーなんです。
経験的にトレビアーノというとアロマチックな印象はありません。安いワインや補助的に使われるイメージでした。
実は生産者のモントナーレは葡萄の皮がもつハーブ系の香りを避けるためにスキンコンタクトを一切行わないようです。一気に圧搾・搾汁するようです。一晩低温で澱を沈めたあと、上澄みのジュースだけを自然酵母で低温発酵。発酵後はシュール・リーの状態で6ヶ月間熟成、そして一週間に一度撹拌させます。全ての過程はステンレス・タンクで温度管理しながら行われ、マロラクティック発酵は基本的には行わないようです。雑味の排除と多量の酸の角を取ることに腐心しています。
ここに造り手の意図があります。
もちろん原料となる葡萄が良いことが前提ですが、この点抜かりがない(笑)。
通常の70%%ほどに収穫を抑え、極力農薬を使わない徹底した畑仕事が伺えます。このワインの膨らみと奥行きの深さ、味わいの明瞭さは、こうした過程なしには成し得ません。
あと深い粘土質の土壌や微気候といったテロワールと葡萄品種・栽培法がマッチしているからこそ、特徴的な独自の高みにこのワインが達していると実感します。
華やかさだけでなく、滋味深さも兼ね備えた代わるものがない味わいの由縁が、こんなところにあるはずです。
※写真はイメージ