- 商品コード:
-
RADACN
ブラン・ド・カベルネ 2023年 ラダチーニ
- 販売価格(税込):
-
1,296
円
ポイント:
0
Pt
- 関連カテゴリ:
-
その他
モルドヴァ ステファン・ヴォーダ 白 750ml スクリュー・キャップ
ところでモルドヴァの位置ですが、東欧ルーマニアとウクライナの間の小国。面積は日本の1/10ほど。緯度はボルドーより少し高いほど、気候はブルゴーニュに似ているとか。土壌は大穀倉地帯ウクライナの黒土と同じ沖積土、水はけは良さそうです。
歴史的に見ても、ヨーロッパ系葡萄 ヴィニフェラの原産地にあたる黒海沿岸周辺ですから、産地としてのポテンシャルは折り紙つき。かつてフランス人入植者を受け入れた経緯から植えられる葡萄は正銘のヴィニフェラが占めており、ソ連邦への一大ワイン供給地でした。最盛期はソ連邦の全ワイン需要の1/5を供給していました。ゴルバチョフによるアルコール禁止令以前は全国土の10%が葡萄畑であったそうです(笑)。
そしてソ連邦の崩壊後に産業としての葡萄栽培は自由を得たようです。ただし作付け面積はかつての半分以下になったようです。
また、民族はルーマニア人が多いようですが、軍事的に中立国のままEU加盟を目指しているようです。複雑な地政学的な立地が影響しているようですね。
そんなこんなでEUのワイン法に沿った原産地表示保護制度作り、90年代後半にはモルドバのワイン産業は欧州投資銀行から数百万ユーロの投資を受けた他、ロシアやイタリア等からもかなりの額の投資がありました。
このラダチーニ・ワインズはまさにこれ(笑)。
1998年に外資のシンジケートが設立した
アルバストレレ・ワインズ。コドゥル、ステファン・ヴォーダ、バルル・ルイ・トライアンの地理的表示保護制度を受ける中心的なワイン産地に1000ヘクタール
もの自社畑をもち、20箇所を越える醸造場を備えます。いきなりこんな会社が出来ちゃいますから、元々のワイン産業の規模が想像出来ますね(笑)。
このラダチーニ・ワインズはその1ブランドのようです。
このワインはカベルネ・ソーヴィニヨンで造った白ワイン!
そんなのあるんですね(笑)。びっくりしました(笑)。
葡萄はバルル・ルイ・トライアン地域とコドゥル地域に挟まれたところ。首都キシナウの南東の地域です。
軽く圧搾したあと5~8℃の低温で約1時間のスキン・コンタクト。このためカベルネ・ソーヴィニヨンの果皮の色は果汁に移りません。そして果皮と果汁を分離して、果汁のみで発酵します。14℃の低温で発酵後3ヶ月熟成させて瓶詰め。マロラクティック発酵はブロックしてますね。本来果皮から抽出するべきものを果肉の酸で補っているようです。したがって出来上がりはリースリングのような弾ける酸が特徴的。しかも酸とのバランスに過不足ない点は秀逸。マスキュー定番のハンガリーのトカイ・フルミントにちょっと似てます(笑)。香り自体は極端にアロマチックではありませんが、かなり複雑。パッション・フルーツ、桃、グレープフルーツなどの柑橘類の香りに青草やスモモのような爽やかな風味。東欧らしい硬質な広がりと伸びのある味わいは心地良い!