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PAUL
『デパウラ 』2024年 ボデーガス・イ・ヴニェードス・ポンセ
- 販売価格(税込):
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1,885
円
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スペイン赤・ロゼ
スペイン 赤 カスティーリャ・ラ・マンチャ 750ml
マスキューの定番『クロス・ロヘン』の仲間でございます(笑)。2017年があっという間に無くなり、2018年は規格に葡萄が達しなかったためリリースせず。よーやく、よーやくの入荷となりました!
2019年の春インポーターさんの試飲会に行った折、ご当主のポンセさんが来日出席(笑)。試した折ビックリ!スタイルが変わっています。雑味がなく旨み・果実味重視のスタイル。過度のタンニンは感じられません。変な例えですがピノ・ノワール的なのです(笑)。。そこでポンセさんに聞きました(笑)。
私「あっ、作り方変わりましたね(笑)?」
ポンセさん「はい。(にやっと)収量を落としました。1ヘクタールあたり15ヘクトリットルしか作りません。」
私「1ヘクタールで何キロ収穫するのですか?」
ポンセさん「(自信満々)4トンほどです(笑)。」
私「うわー!4トンで1500Lですかぁ。歩留まり悪いですね(笑)。そうするとプレス果汁は使わないのですね?」
ポンセさん「(また、にやっと)はい!(力強く)使いません!』
私「そりゃ凄い!美味しい訳だ!旨みが凄い(笑)。(おそらく1本の葡萄樹から得られる果汁は1L以下ですね。)」
ポンセさん「畑自体も樹齢が高くなってきましたから、自然と収量も減ります。葡萄自体の大きさも小さくなります。」
私「今日の試飲会のベスト・コスト・パフォーマンス・ワインです!」
ポンセさん「(嬉しそうに)ありがとうございます(笑)。」しっかり握手しちゃいました(笑)。
考えるにボバル同様にアロマチックではない代表品種のような(笑)モナストレルをこんなに飲みやすく造る発想は驚きです(笑)。逆に原理主義者からすれば『こんなのモナストレルじゃない!』と叱責されるかも(笑)。
このワイン、標高740メートルの高地の樹齢50年以上貴重な古木のモナストレルを使った赤ワイン。
フレンチ・オークの新樽で樽醗酵した後1500Lのオーク樽にてマロ・ラクティック醗酵。そしてそのまま7ヶ月熟成して瓶詰め。
モナストレルをプレス果汁を使わずにフリー・ラン果汁のみで造る発想。今までのスペイン・ワインにはない発想なのです。それゆえディテールが明瞭で旨みに富んだピノ・ノワール的なスタイルになったのかと。ジャムのような甘い香りがしますからマセラシオン・カルボニック法で作っているようです。
仕上がりのアルコール分が13%に抑えていることも見逃せません。この価格帯のワインとしては異例のコスト・手間のかけようなのです(笑)。
肝心の味わいなのですが(笑)、抜栓したてはちょっと軽すぎるくらいの印象なのですが、時間が経つとしっかりした酸を感じ、全体にギュっとした密度感を感じます。赤さが目立つ果実味はモナストレルとは思えません。『クロス・ロヘン』同様にピノ・ノワール的です。香りもブルーベリー、プラムやスモモっぽい可愛い小粒なもの(笑)。とてもスパイシーな後味は濃く造ったモナストレル所以かな?スペイン、しかもマンチュエラとは思えない品の良いワインなのです(笑)。
モナストレルをこんな風なワインにするとは!
高度でアバンギャルドな試みはこの先どうなっていくのか?
見守りたい生産者でございます(笑)。