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DONLCW4

ドンナルーチェ 2014年 ポッジョ・レ・ヴォルピ

販売価格(税込):
2,640
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イタリア白
イタリア 白 ラッツィオ I.G.T.750ml

さあ、始まりました!
ドンナルーチェ2014年の試飲です(笑)。
 
時間がかかるんですよ、これが。
 
まず今開けたての印象はいつもと違いますね(笑)。パワフルさは相変わらずですが、リリースされたばかりのワインですから、まだバランスがとれていません。
乳酸や酵母っぽさが残っています。
 
ワイン・ラヴァーのYさん曰く「ヤクルトみたい(笑)。」はい言えて妙(笑)。
あと香りのディテイルがいつもと違います。オレンジ系の香りが主体になってます。いつもはまずレモンやグレープフルーツが支配的ですが、今回はオレンジ系からスタート(笑)?
 
早く香りが開くような造りに変えたのかな?
 
いずれにせよ、まだ全然出来上がっていない感。
 
毎年ドンナルーチェの試飲は1ヶ月にも及ぶロングランになりますが、今年はいかに?
今日は11月6日。いつになったら底が見えるか!?

11月7日 バランスが徐々に戻ってきてますね。リリースが早かったのか?それともボトル・ショックなのかな?ワイン自体がまとまる方向へ行っている感です(笑)。
 
11月8日 方向は正しいと思いますが、まだまだですなぁ。
 
11月9日 拔詮直後の苦味が目立たなくなってきました。でもパワーは計り知れない。この点いつも通りかな(笑)。今日インポーターさんに電話して聞きました。
私「いつもお世話になっております。ところで2014年のドンナルーチェいつもとスタイルが違うような気が摺るのですが、何か変わりましたか?」
インポーターさん「あの蔵は造りや畑が変わるようなことがあると報告してきますから、その辺の変更はないはずです。ヴィンテージの性かも知れません。」
私「補糖したり補酸したような感じではもちろんありません。その辺の確かさは
ドンナルーチェらしいのですが、香りの出方がいつもと違うような気がします。2014年は難しい作柄ですから…。」
インポーターさん「そうかも知れませんね。蔵元に問い合わせてみますね。」
私「これはクレームじゃないですから(笑)。あくまで1ファンの質問ですから(笑)。教えてくださいね(笑)。」
 
11月10日 だいぶ落ち着きが出てきましたね(笑)。目立ったオレンジ系の香りは柑橘類の複雑なニュアンス。リンゴっぽさが出てきたかな?苦味や荒らさが気にならないレベル。ようやくスタートライン(笑)?
 
11月11日
今日は中国爆買いの日、ドンナルーチェは変わらず(笑)。
 
11月12日 インポータさんからお電話いただきました。
インポーターさん「秘密事項が多くて詳しく解らないのですが(笑)、輸入時の分析表を探しました。2013年と2014年の差は2013年の方が若干酸が多いようでした。あとわずかに2014年の方がアルコール分が高いですね。とても微妙な差異です。それ以外は差はないはずです。」
私「ありがとうございました。そうすると2014年のほうが熟成スパンが2013年より短い可能性があるかな?これはテイスティングして確かめてみますね(笑)。香りの出方がいつもと違う理由は解りませんね(笑)。」
 
11月14日、よーやく落ち着きましたね。アルコール分と酸の折り合いがついたかな(笑)。苦味やアルコールっぽさがなくなりました。味わいは変わりませんがまとまっています。このあと通例のパターンでいくとマーマレードっぽくなるはす。後何日かかるかな(笑)?
 
11月16日 ドンナルーチェらしい状態が続けてますね(笑)。焦点が合い、香りが全方位に広がる“遅摘みの小宇宙”。これから持久戦かな(笑)。
 
11月19日 今日はボジョレー・ヌーボーの解禁日ですね(笑)。でも今日もドンナルーチェをテイスティング(笑)。だいぶクリアさを増しましたね。
甘夏が鎮座したかのよう(笑)。ドンナルーチェらしい姿です。ラベルの太陽系のイラストを甘夏に置き換えたみたいです(笑)。
明瞭なディテールがエステル香な乗って果実味は万華鏡状態(笑)。絶好調かな?気になる部分が無くなりました。春先まで待って拔栓すべきでしたね。
あとどらくらいしたらマーマレードみたいになるのかしらん(笑)?
 
11月23日 オレンジ・ピールのニュアンスを感じますね。
 
11月26日 今日はマスキユーの試飲会の日です。どんなんかな?と飲んでみると、香りはライチや薔薇の花。あっと驚くゲヴュルツトラミネール。
えー!
今までドンナルーチェこんな変わり方したっけ?初体験(笑)。ワインの液体は水のように抵抗が無く、凪のような状態なのですが、なんで今更こんなに香りが出てくるのか?‼
これは試飲会の番外編に使えます(笑)。
 
11月27日これから試飲会の番外編となります(笑)。
一通り飲み終えた後
私「11月6日に開けたドンナルーチェ2014年飲んでみますか?」
「えー!11月6日ってことは20日以上前ですよね。マジすか(笑)?」
私「まあ、まあ、ちょびっとですが一舐めして下さい。」
「さらっとしてるけど香りが物凄い。なんでこんなに香りが出るんだろう?」
「ライチ、薔薇 ゲヴュルツトラミネールじゃん!」
「でもあんなにベタベタしてない。」
「店長!これってコルクを逆さまに差してほったらかして置いていたんですか?」
私「はい。いつもの通りです(笑)。」
「マスキュウさん。先週飲んだ時は柑橘系のいつものドンナルーチェらしい味わいでしたよね。ライチの香りがこんなに強いことは今までのパターンとは違いますよね。造りや畑が変わったのですか?」
私「私もそれを疑ってインポーターさんに聞きましたが、否定されました(笑)。」
家内「ライチの香りは早く出てくるものですが、まさかこの期に及んででてくるとは!絶句しました(笑)。」
「モンスター!」
「店長!これってどう言うことですか?しかもこのワインまだ終わっているとは思えないし…。」
私「まだ底まで来てないですよね。生きてますよね。だから判断つきません(笑)。」
家内「ただ開けるにはまだ早いのは確かです。例年に比べるとリリースが早いです。早くとも春以降に飲むべきだと思います。」
私「いまのところ解ったのはそんなところです(笑)。」
恐るべしドンナルーチェ2014年!
私の試飲はまだまだ続きます(笑)。た の し い !
 
12月1日 とうとう12月になっちゃいましたね。ライチの香りは落ち着いてきたかな(笑)。液体濃度が増したかのようです。このままマーマレード状態に突入するかな?
 
12月3日 試飲会の時はさらさらしていた液体は更に濃さを増してます。ピールのニュアンスが強く感じますね。1日の状態がエスカレートしてます。
 
12月4日旨いですね。香りの分量は落ちません。しかも非常に複雑で幅広い。洋梨のニュアンスも感じますね。余韻も立派。いつまで続くのかしらん(笑)?
 
12月7日 もう1ヶ月たっちゃいましたね(笑)。ドンナルーチェ2014年は落ち着いた感。
まだいつものようなマーマレードっぽさにはなっていませんが、底に近づいたかな?ワインも残り少なくなり、継続不能(笑)?
これだけしつこく飲んでも全てを理解出来ない(笑)。解ったのはドンナルーチェ2014年の凄さのみ(笑)。ワインの世界は奥深いですね(笑)。理解出来ると思うことが思い上がりかも?と思わざるを得ません。
まだまだ修行は足りないかな(笑)?

だからこそ面白い!



ご参考までに2012年のテイスティング記録です。

2012年の『ドンナルーチェ』飲みました!
あのイタリア ラツィオのポッジョ・レ・ヴォルピが造る白ワインです。

うーん。

いつもと違いますね。

過熟感がいつもより強い感じ。あと、いつものグレープフルーツなどの柑橘類の圧倒的な果実味とは味わいのニュアンスもちょっと違うような。
取り合えずテクニカルシートをインポーターさんから取り寄せると、造りはいつも通り。セパージュも同じです。
ヴィンテージの性かな?
2012年のイタリアの作柄を調べなくてはいけませんね。ちなみに2012年の『ドンナルーチェ』はアルコール分13%。いつも通り。
じっくりテイスティングしながら、ちゃんと調べてみます。
香りの出方もちょっと違いますね。ボリューム感はありますが、あの突き抜けるようなスタイルではないのかな。

3日語になると、段々本来の調子?香りの方向性が強くなった感が。それとグレープフルーツや桃などの柑橘類の香りが支配的になりました。苦味が目立たなくなってきました。

6日経つとオレンジっぽさが出てきました。ただしワイン自体の強さは衰えません。割りに強い。マーマレードにいつなるかな(笑)?

8日経つと濃さが増してきましたね。アーモンドっぽい苦味がピールの苦味のように感じます。ちょうどトニックウォーターみたいですよ。あと気になるのはアルコリックなところが無くならない点です。まだバランスが完璧とは言えないのかな?


10日目 香りが良く立ちますね。ようやくなのかな。柑橘オレンジの香りのベクトル強し(笑)。

13日目 ようやく全体が馴染んできたようです。一体何日かかるんだ(笑)。トロピカルなニュアンスがあり、ハニーな感じが強いですね。貴腐でも付いているようなニュアンスがあります。
早速インポーターさんに聞いてみました。
私「いつもお世話になっております。ところで2012年の『ドンナルーチェ』スタイルがいつもとちょっと違いますよね。貴腐でも付いたような感じしませんか?」
インポーターさん「収穫時がだいぶ暑かったようです。このためハニーさが増したようです。貴腐は付いてないと思います。そのような連絡はありません。ヴィンテージの性かと。」
私「そうですか。2012年は収穫時にイレギュラーがあったんですね。ワイン自体の力はありますよね?」
インポーターさん「はい。基本的にラツィオは冷涼ではなくいつも温暖ですが、収穫のタイミングが難しかったようです。まあ、ドライな味わいと13%のアルコール分を保ったところに尽力を感じます。」
うーん。
なるほど!
まだマーマレードみたいにはなっていませんが、何時そうなるのでしょう?
もう少し観察を続けますね(笑)。


今日で丸15日ですか。香りの出る様は相変わらず凄いですね(笑)。香り自体はあまり変わりませんが、液体とワインの中に在るものとが上手く折り合ってきたようです。まあ、いずれにせよ想像を絶する生命力ですね。
管理能力に長けたポッジョ・レ・ヴォルピの管理能力を越えたかのような印象の2012年です。まだマーマレードみたいにはなっていません。ドンナルーチェの枠を越えたドンナルーチェ?
しっとりしていて美味しいですね。ようやく落ち着いた(笑)?

17日目ですが、変わりません(笑)。それにしても香りが凄いですね。ワイン自体はしっとり落ち着いていて、まるで凪。完成した感。本来の求心力を見せているかのようです。ただいつもほどマーマレードっぽくないですね(笑)。このままゆっくり力が枯れて行きそうな気もしますが…。
まあ、尋常ならざる生命力に脱帽です!

以下、2011年入荷時の説明。ご参考までに残しておきます。

ドンナルーチェの2011年がきました!

あのイタリア ラツィオの「マルヴァジアの魔術師」ポッジョ・レ・ヴォルピが造る白ワインです。あの「遅摘みの小宇宙」です。「 」は私が勝手につけたキャッチフレーズです(笑)。

ドイツワインのアウスレーゼを辛口に仕立てた目新しいスタイルのイタリア白ワインなのですが、その素晴らしさによりイタリアのワイン評論誌『ルカ・マローニ』で2009年が99点、2010年が98点、そしてこの2011年が99点単独1位。イタリア白ワインのトップランナーとして第1位の評価です。

2011年も2010、2009年同様13%のアルコール分で収まってます。気候が安定して良いことは前提ですが、あまり葡萄成育にむらがない畑なんでしょうね。きっとこの辺にも秘密がありそうです。基本的な味わいもほとんど変わりません。2009年と2010年では差を見つけるのが困難でした。差として解ったのが、2009年は抜栓して10日ほで経つとマーマレードのように変わりましたが、2010年は1週間ほどでマーマレードのようになったくらいです。
この差が2009と2010の差でした。

2011年は抜栓直後の濃密さが素晴らしい!

あと、2011年は2009年よりちょっとマーマレード状になるのに時間がかかるようですね。どれだけ生命力があるのか計り知れない出来栄え。

さすが2011年は99点ですね(笑)。

でもイタリアのI.G.T.って自由ですよね。簡単にテロワールやアペラシオンの概念を飛び越します。創造的で自由な気風は日本人には真似できませんね(笑)。少なくともドイツ、フランス人は負けてます(笑)。

だってこのワイン、イタリア人がドイツワインとフランスワインの良いところをパクったようなものです(笑)。

しかも価格が安い点ドイツもフランスも追随できません。恐るべしなのす。

※写真はイメージ
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。

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言わまい…、言わまい…、昔はこの価格でコスが買えたなんて(笑)。
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