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VILLA
ヴィラ・ヤンボル メルロ リゼルバ 2016年
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1,320
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フランス、イタリアよりずっと早くワインが造られ始めたブルガリアのトラキア地方。ギリシャ同様紀元前3000年の歴史を誇ります。また、一説にはギリシャを遡るワイン発祥の地として紀元前5000年の歴史があるとも。いずれにせよ、ワイン用の葡萄の原産地ですから古いのはたしかです。また、日本との関係も古く、1970年代から、ブレンド用として多くのブルガリア産ワインが輸入されていました。当時の日本は国産ワインの表示義務がかなりいい加減でしたから、知らずに飲んでいたのではないかと思います(笑)。
そう言えばかつてメルシャンが『ボイヤール』銘柄でブルガリア・ワインを日本へ輸入してましたね。当時、ボルドー飲むより安くて美味しかった記憶があります(笑)。この時期、特に品質の高いカベルネやメルロ等のヨーロッパ品種を主にソ連に輸出し好評を得ていたようです。
そして混乱と荒廃の1992年の民主化、2007年のEU 加盟を経た現在、国際市場を意識した素晴らしいワインが多く誕生しているようです。
このワイナリーはブルガリア南部バルカン山脈が背後にそびえるワイン産地トラキアン・ヴァレーに畑を持つヴィラ・ヤンボル。ブルガリア国内でも特に古い1924年設立のワイナリーです。トラキアン・ヴァレーは、生育期は暑く乾燥し、秋には穏やかな快晴が続くブドウ栽培適地です。葡萄は良く熟し、しかも収穫期にアクシデントが少ないようです。このため、ボルドー品種のカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロの栽培により各国で高く評価されました。中でもヴィラ・ヤンボルはそのスペシャリストとして一目を置かれる存在です。
このワインはヴィラ・ヤンボルの上級品。
使用する葡萄果をかなり厳しく選定し、出来上がったワインの75%をバリックで最低9ヶ月熟成したもの。
味わいは素直に美味しい(笑)。とてもシンメトリーで、過不足ない出来映え。ニュー・ワールドや南フランスなどのともすれば過熟気味の甘いスタイルではありません(笑)。もちろん有りがちな過剰な樽香は無く、果実味をあくまで重視。尖ったところや出っこみ引っ込みがない。程好い甘さとスパイシーさ、メルロらしいプラムの香り。それも深みとエレガントさがあり、飲み飽きしない、食事と合わせやすいものです。
飲んでみてボルドー・サンテフテスのメルロをイメージしてしまいました(笑)。
国際的に高く評価されているのも頷けます。サンテフテスでも中どころのレベルですね(笑)。
しかも、安い(笑)!
ワインを量産する必要のあるお国柄ですが、品質管理を徹底すれば、サンテフテスの格付け品に並ぶものが造れる予感がします(笑)。
う~ん。
これはケチなマスキューにピッタリのアイテムです(笑)。
ちなみに、高級そうに紙で包装されておりますから、いかにも高そう(笑)。お友達とのパーティーの手土産で『ちょっとと奮発しちゃったよ。幾らのワインだと思う?』なんてイタズラをしたくなるワインなのです(笑)。