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CNDRUS
ル・サンドル 2019年 レイモン・ジュリアン
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フランス赤
南フランス ラングドック 赤 ミネルヴォアA.C. 750ml
彼の地で300年以上続くヴィニロンの家系。1980年代より元詰めを始め、ドメーヌ名はシャトー・ミロス。フランス革命後から続く生粋のヴィニロンですね。約20ヘクタールの畑にはシラー7ヘクタール、グルナッシュ・ノワール5.4ヘクタール、カリニャン5ヘクタール、サンソー1.5ヘクタール、アリカント・ブーシェ1.1ヘクタール作付けしています。
レイモン・ジュリアンのトップ・キュヴェ『ル・サンドル』はシラー90%、グルナッシュ10%のセパージュ。シラーは25年、グルナッシュは55年の樹齢です。カタログには「プレスワインのみを使用しています。」と記載されていますが「フリーランのみを使用」の間違いだと思います(笑)。熟成には、600Lの新樽、1年樽、2年樽をそれぞれ1/3ずつ使用しています。おそらくスラヴォニア・オークの樽だと思います。とてもタンニンが強いのですが柔らかでクリーン。果実の甘さ、厚みがとても感じられます。さすがトップ・キュヴェです(笑)。2021年の11月にティスティングした折りはまだまだ固く、待つ必要を感じました。一年後の2022年11月の今再度サンプルを取り寄せて飲んだところ実に旨い(笑)。熟成して、さらに良くなるワインです。
全房発酵、フリー・ラン・ジュースのみから作られるワインの良さが伝わるワインなのです(笑)。
「Cendrous」は、『灰』を意味し、墨絵を思わせる落ち着いたラベルです。汚れではありません(笑)。
この下のキュヴェ『ラゼロール』が、収穫量はかなり低く25ヘクトリットル。畑の植樹はざっと見たところ1ヘクタール当たり3000本ほどですから1本の葡萄樹からワイン1本くらいの収量ですが、このトップ・キュヴェ『ル・サンドル』はそれ以下の低収量のはずです。
以下マスキューのティスティングの模様(笑)。
Kさん「深い!しかも品が良い。ローヌとは違ったシラーですよね(笑)。」
家内「暖かい産地らしくボリューム感はたっぷりなんですが、とても柔らかで北ローヌのスパルタンなスタイルとは違う。」
私「旨味と果実味それにタンニン。折り合いが完璧。天候のイレギュラーはまったく感じませんよね(笑)。」
家内「粉っぽいタンニンが心地良い(笑)。スラヴォニア・オークかな(笑)。」
私「そうだよね(笑)。トノーだし、解ってるよね(笑)。でもこのドメーヌで木樽熟成してるのはこの『ル・サンドル』だけなんだよね。」
Kさん「それにしても心地良い(笑)。広がりはいつまでも続く…。余韻に残る甘苦さ
は長くエクセレント(笑)!」
家内「マッチョで暴力的な甘いシラーとは別物(笑)。サン・ジョセフの上物にちょっと似たイメージかな(笑)。」
私「そうそう。サン・ジョセフの標高の高い部分で作ったシラー。」
Kさん「メリハリはあるんだけど、凸凹さがない(笑)。スッーと水のように入ってくる。アルコール分が14.5%もあるとは思えない。」
家内「完璧なんだよね。完璧なリンゴに共通するニュアンスがある。ちょっとリンゴっぽいし(笑)。」
私「基本ベリー系なんだけど、リンゴやオレンジのニュアンスもある。複雑だよね
。」
家内「鴨のオレンジ・ソースは相性が良いはず(笑)。アップルパイ食べながら飲んでも良いかな(笑)。」
Kさん「シラーらしく肉に合わせたいですね(笑)。ベーコンなんかの肉肉したシラーらしいニュアンスが出て来ましたよ(笑)。」
私「シナモンのニュアンスもありますね(笑)。」
家内「チェリー→ベリー←肉 この方程式がシラーにはある(笑)!」
Kさん「シラーって野性味とベリー系の果実とのバランスだよね(笑)。兼ね備えた品種と言って良いのでしょうね(笑)。」