アン・クロード・ルフレーブ・エ・クロード・ピシャール フランス ロワール アンジュA.C. 750ml
クロー・ド・ネルはブルゴーニュのルフレーブとクロード・ピシャールがビオデナミ先進地域ロワールロワール・アンジュの地でジョイントして造ったドメーヌです。現在はルフレーブの単独所有となっています。
このドメーヌ、テロワールがちょっと特殊のようです。気候的には海洋性ですが、土壌はソーミュールに近く、表土となるシストが薄く石灰石土壌。どちらかと言えばソーミュールに近いのでは?
出来栄えは深遠。グレートワインですね。
造りは低収量、低農薬を徹底しており、熟成に新樽を使わず一年あきから四年あきの樽で三年熟成させます。除梗したカベルネ・フランにこれほど長期の熟成をする必要は飲めば解る(笑)。衝撃のワインです。
味わいは、とにかく緻密で明瞭・複雑。もの凄い密度感でした。時間が経つと赤い果実が溢れ出してきます。このへんはちょっとピノ・ノアール的です。いままで経験したカベルネ・フランとは異次元ですね。酸の分量が多量で計り知れません。飲み頃という感じでもありません(笑)。
抜栓して丸二日してようやくバランスが取れてきた感じ。
深い!
深い!底知れません!
一言で言うなら哲学的?
やはり渾身のカベルネ・フランでした。あまりに旨くて二日で全部飲んでしまいました(笑)。とにかくタンニンと酸の分量が物凄かったです。酸は隠れていますが、舌の上に載るタンニンの質感が尋常じゃありません。舌の上で盛り上がっているかのようです。舌が重いほど。でも柔らかでシルキー。
うーん。
まだまだ寝かせてから飲むべきワインですね。ただ基本的に除梗してますから、タンニンの柔らかさに騙されてグイグイ飲めてしまいます。
三年後に一度飲み、更に五年後、そして十年後まで見届けたいワインです。
あと、驚くべきはアルコール分です。なんと12%!おそらくこのワインにあってはベストの糖度なんでしょうね。糖度が高ければ良い訳でないことを教えてくれます。ただ暑い2003年にあっては異例?やはりテロワール由来ですか?
いずれにせよ想像を凌ぐワインなのです。
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