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GNMME
ゲンメ 2011年 ロヴェロッティ
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イタリア赤・ロゼ
イタリア 赤 ピエモンテD.O.C.G. 750ml
バローロから90KM ほど北に位置するD.O.C.G.ゲンメ。バローロと同じネッビオーロ種(ゲンメではスパンナと呼ぶ)を使ったエレガントな味わいの赤ワインが生まれます。
ピエモンテといえばネッビオロ種を使ったバローロ、バルバレスコがあまりに有名でこれさえ飲めば完璧と言う具合なってますが、ネッビオロから生まれる赤ワインにはまだまだもっと素晴らしいものがあります。ピエモンテ北東部のワイン産地 代表的なものとしてガッティナーラ、コッリーネ・ノヴァーレジ、ゲンメ。
この地域ではネッビオロをスパンナと呼んでいます。また、ピエモンテ州に隣接するロンバルディア州の山間部ヴァルテリーナではキアヴェンナスカと呼ばれ、重要な葡萄品種として存在感を示します。ヴァッレ・ダオスタとの州境にあるカマーレはピノ・ノワール的なエレガントなワイン。どれもこれも個性豊かな美味しいワインなのですが、バローロ、バルバレスコの影に隠れてなかなか飲むチャンスがありません。20年以上前のイタリアワイン本では、イタリアにおいてもなかなかお目にかかれないワインとなっていました(笑)。やはりバローロ、バルバレスコのD.O.C.G. 取得が一番早かったことに起因してるようです。ガッティナーラは1990年取得、コッリーネ・ノヴァーレジにいたってはいまだD.O.C. です(笑)。。プランド戦略の差ですね(笑)。
このゲンメ造り手は中世(14世紀頃?)の要塞を醸造所・セラーとして利用するロヴェロッティ家。ゲンメに600年以上続く旧家です。1970年からワイン造りに専念し、土地のブドウを使い、伝統に根ざしたワインを生み出しています。
色合いは濃く、力のある色合い。やわらかくよくこなれたタンニン。凝縮して緻密、重さを感じさせる果実味。
実に旨い!
豊富な酸、ミネラルを含み、よくひきしまった印象です。バラ、スミレ、なめし革、強いスパイス、タバコ… 華やかな香味と舌に残る深い甘みが素晴らしく、より一層深い余韻を演します。リゼルヴァほどの時間を必要とはしませんが、グレート・ワインであることは間違いありません。
セパージュはネッビオーロ85%、ヴェスポリーナ15%。10月に収穫が始まり、27~30℃でステンレスタンクにて12日以上かけてアルコール発酵を行い、21℃で5日以上かけてマロラクティック発酵をします。無理な抽出はしていませんね(笑)。熟成は2500Lのイタリア産のオーク樽で3年、そして瓶熟成を経てリリースされます。
この規格で普通のゲンメD.O.C.G.ですから、恐れ入谷の鬼子母神なのです(笑)。
現在のD.O.C.G.の規定では通常のゲンメは樽熟成が20ヶ月・瓶熟成9ヶ月ですし、この上のレゼルヴァでも樽熟成25ヶ月・瓶熟成9ヶ月です。実はこれは、かつてのD.O.C.の頃の規格をロヴェロッティが守っているだけなのです。控え目なピエモンテ人気質がワイン造りにも反映されてます(笑)。
そんじょそこらの今風のバローロでは太刀打ちできませんね(笑)。
そして、飲み頃になってからリリースしてくれるロヴェロッティに感謝なのです!