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APPLE
アップル・ツリー・フラット メルロ 2024年 ローガン・ワインズ
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オーストラリア
オーストラリア 赤 セントラル・レンジG.I. 750ml スクリュー・キャップ
マスキューがローガン・ワインズのワインを扱い始めたのが2009年。冷涼な彼の地で造られるピノ・ノワールとメルロの凝縮した味わいにびっくり(笑)。新たなニュー・スターの誕生を予感しました。
その後、もちろんオーストラリア・ワインの旗手として名を馳せましたね(笑)。
これは標高546mのマジー地区の赤茶色のローム質土壌(浅く鉄鉱石・石英を含む)で造ったメルロ42%と、標高870mの冷涼なオレンジ地区の深い火山性土壌(下層は玄武岩)で造ったメルロ58%を原料にしたもの。原産地呼称はセントラル・レンジG.I.となります。
天然酵母を使いステンレスタンクでアルコール発酵したのちオーク樽で18カ月(旧樽/225l、300l、500l)熟成。そしてアッサンブラージュしたのちステンレスタンクで29カ月熟成して瓶詰め。なんと4年近い長期熟成でございます(笑)。このレンジのワインでしっかり熟成したオーストラリア・ワインは初めてお目にかかります(笑)。
ベリーやプラムの果実味にタバコや香草・スパイスのニュアンス溶け込み、まるでオールド・ワールドのスローなワインのようです(笑)。熟成によるピークを迎えてますね(笑)。何処の産地?と言われると困りますが(笑)。味わいもオーストラリアとは思えません。酸をしっかり感じる正統なもの。ありがちなジャミーで甘いものではなく、完全なドライ・スタイル。でも牛ヒレ肉のバーベキューに合いそうなところはオーストラリアかな(笑)?
長い熟成により、13.5%の無理のないアルコール分はしっかりした酸と無理なく折り合っています。飲んでいてストレスがありませんから、何も考えずに飲める飲み飽きしないスタイル。
オーストラリアでもこんなワインが出来るんだ!
フレッシュ&フルーティーでジャムっぽくすぐに飲めるフレンドリーなオーストラリア・ワインの殻を破る、普通の飽きない味わい(笑)。きっと飽きないエレガントなスタイルに新境地を見いだしたのですね。ハイ・スパートなオーストラリア・スタイルはそれはそれで良いのですが、我々高齢者にはちょっと辛い(笑)。普通に飲み続けられる高品質なデイリー・ワインが嬉しいのです(笑)。まさにこれ!
ローガンさんのイノヴェーションを感じます。
以下2011年の記述
若き醸造家ピーター・ローガンさんが1997年に設立したワイナリーです。彼の目指すワインは食事とともに飲めるエレガントな酸のあるスタイルなのです。
それゆえオーストラリアでも最も冷涼なワイン産地オレンジのマジー地区にワイナリーを開設しました。高地でもあり昼夜の寒暖差が大きく、冬場には大雪に埋もれます。また夏場の乾期は雨が降りませんが、冬場の雪を溜め池に貯めておいて灌漑用水として利用します。オーストラリアの大旱魃でも対応出来るのです。もちろん灌漑も必要最低限にとどめていますから、ワインには水っぽさはありません。なんといってもアルコール分も14.5パーセントとヘビー級通常考えられない糖度です。
その上このワインいままでのオーストラリアワインと違い多量の酸があります。それでいてオーストラリアらしい凝縮したブドウの味わいはまさに「凝縮したプラム」です。独自のメルロの味わいがあります。はっきりとした輪郭があり、いままで経験したことのないような鮮烈な果実味なのです。味わいに奥行きがあり、有機栽培、低農薬栽培していることが伺えます。余韻は美しくプラムや杏子の香りが綺麗に切れて行きます。またアフターにチョコレートやココアなどの香りが加わることで深みを増しています。樽の使い方も控え目でなかなかのものです。力強さだけでなく、バランスの良さがあるのです。食事しながら楽しめます。料理との相性も幅広いですから重宝なワインです。
素晴らしい出来栄えです。オーストラリアワインのイメージを変える偉業です。
じつはローガンさんは数年前に来日しており、試飲会で会ったことがあります。当時はまだ有名になる前で、かのオーストラリアワインの大御所フィリップ・ショーなどのスターの影に隠れるように、自身の小さなブースに佇んでいました。このワインを飲んで感激した私は「あなたは将来のスターになるはずです。でもそうなったらワインの値段を上げますか?」と聞いたら「そうなったらいいけど…」と恥ずかしそうに微笑んでいたのが、とても印象に残っています。彼の純朴な人柄が伝わってきました。
いまではオーストラリアワインのニュースターとして国内だけではなく、国際的に注目されるほどです。
嬉しいことです。
プラム爆弾を是非お試し下さい(笑)。